共感力を上げる。

こんにちは!

右から2人目、井上です。

御無沙汰しておりました。ようやく私の番が回ってきましたよ!

 

 

のっけから怪しい写真で恐縮です(笑)

これは先日、院内研修として高齢者体験を実施した時の写真です。

 

この研修では、高齢者疑似体験装具というもの装着し、日常生活動作を疑似的に体験することにより、加齢による身体的な変化(筋力、視力、関節の動きの不自由さ)を知り、少しでも高齢者の皆さんのお気持ちや不自由さを理解するきっかけになればと行われました。

 

この一見物々しい装具なんですが、その中身は

 

ゴーグル・・・白内障体験のため、黄色のシートが施されており、さらに視野狭窄体験のため、視界もとても狭い!

 

サポーター・・・肘や膝にプレートが入ったサポーターを装着し、関節の動かしにくさを体験!

 

円背強制コルセット・・・文字通り背中が丸く曲がった状態にキープ!

 

手首・足首用重り・・・加齢とともに筋力が低下する現象を再現し、身体の動かしにくさを体験します!

 

杖・・・歩行時に負担の掛かった身体を補助します。杖の付き方の練習はもちろん、杖が一本あるだけでも安定感や安心感が持てることを体験!

以上の装備を付けて、いざ出発!

目的地は近くのショッピングモール。

この研修は、昼の休診時間を利用して行ったので、そこで食事&留守番スタッフへお土産のアイスを買って帰るというミッション。

 

なんとか無事、コンプリート!

 

実際に外に出て、お店に行き、買い物をするという日常生活での体験をしたことで、スタッフ一同、あらためてその大変さを実感しました。

写真はみんな笑顔ですが、終わったは腰や足の痛みや疲労でヤバかったです(笑)

 

やはり、体験してみないわからないことは沢山ありますね!

ただ、あくまでこれは疑似体験ですので、これをやったから身体の不自由な方の気持ちがそのままわかるという訳では当然ないですが、院にいらっしゃる方々の気持ちに少しでも寄り添うような対応が出来るよう、この経験を役立てて行きたいと思います!

 

それでは、また!